治療の部屋
2.浮きの補修

レオナの特徴は、血管や微妙な色の変化まで
再現された表面の皮膚層にあります。

ですが、別の層として成型されているので
この層の一部が浮いて来る事があります。
「こぶ」のように見える部分が「浮き」です。
浮き部分の適当な場所に、改造した細ノズルを
差し込む穴を開けます。
このとき無理に中の空気を抜かなくても良いです。
後で補修剤注入時に空気が入ってしまいますから。
注入量は、こんもり膨れる程度まで入れます。
これは補修剤を浮きの隅々まで行き渡らせる
ことと、空気を排出するためです。

ただし乱暴に差し込むと皮膚を破ってしまいます。
落ち着いて作業しましょう。

浮きの大きな部分には、シーラントのガンを使って
注入する方が早くて便利です。
注入が終了して、シーラントが浮き全体に
詰め込まれた状態です。
浮きの端部分から穴へ向けて、補修剤と
残っている空気を押し出すようにゆっくりと指で
押さえて行きます。

穴からブチブチッと補修剤と空気が出てきます。
一通り平になったかな?と思ったら、スプレーの
缶等の側面をゴロゴロっと当ててなじませます。

1度外観を見て、ゴワゴワしているかな?とか
気になる場合は再度指で押さえて排出作業の
繰り返し。

補修剤はたくさん塗ったからと言って、接着が
強力になるかと言えば違います。固まった後で
凸凹になるだけです。

出来るだけ素早く、無駄な量の排出を完了するよう
作業をします。
周辺をふき取ります(「裂け目の補修」参照)
綺麗になったところで、「包帯」を巻きます。

治療部分は少し引っ張り気味でしかも周辺も
含めてまんべんなく巻き付けます。
包帯の巻付けが終わったら、なじませるために
もう1度、缶で軽くゴロゴロしておきます。

後は最低丸1日この姿勢を動かさないように
注意しましょう。
丸1日経過しました。包帯をはずして補修できて
いるのを確認します。

最後に、周囲がふき取りの残りでピカッと光って
いる部分を除去します。
タオルを濡らして、その部分に消しゴムをかける
要領で慎重にこすります。
消しゴムのかすのように、はみ出し部分が取れて
来ますので、これを取り除いたら完了です。

これら浮きの症状は、関節内側部に多く発生します。
ポーズを付けるときに乱暴な扱いをすると皮膚がはがれて浮いてしまいます。
こんな事にならないように丁寧に接してあげたいものですね。


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